以前に、とある飲食店のオーナーさんとお話をしたときに、
「ウチはホームページを持っていて、
しょっちゅう更新もしているので、
お客様の入りもいいんだよな」
というご意見をいただきました。
ほぅ! そんなものなのか。
ホームページというものは、そんな力があるものなのか!
そのときは、こんな気持ちを持ちました。
そして、それからもずっと「ホームページの力」を
信じてきたと思っています。
実際、私もブログ形式ですが、
自分のホームページを持っていますし、
今どきホームページをもっていないなんて、
時代に乗り遅れているんじゃないのか、
と思ったりもしていました。
ところが、今年の3月29日に
『御社のホームページがダメな理由』
竹内謙礼著 (中経出版)
という本が出版され、
その中の第1番目に紹介されていたのが、
今回、タイトルに使わせてもらいました。
「ホームページにムダなお金を使うな!」
という警告文でした。
ここで、それに続く文章をちょっとご紹介してみます。
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そもそも、ホームページの役割というのは、
みなさんが思っているほどたいしたことはない。
「お客様が好きなときに、
好きなだけ情報を得ることができる」
これだけである。
テレビや雑誌は情報量が限られており、
なおかつタイミングよく情報を提供するには、
「広告費」というお金がかかる。
しかし、ホームページはお客様が
かきな時にアクセスしてくれれば、
それに対して適切な情報を提供できる
メリットをもっている。
つまり、お客様が情報を得るのに
適したメディアであって、
決して、お金儲けに直結するような
営業ツールではないのである。
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ここで私が衝撃を受けた言葉は、
「お金儲けに直結するような
営業ツールではない」
というところでした。
この本は、以下、この主張を証明するために
200頁にわたって説明をしています。
続く第2番目の警告文は、
私には違和感があるものでした。
「ネットなら何でも売れる」というのは幻想だ!
こんな言葉でした。
そして、そこには
ネットで一番売りにくい商品として、
1.雑貨
2.食品
3.化粧品・健康食品
の3つが挙げられています。
これって、意外だとは思いませんか?
だって、この3つの商品ジャンルに関しての
ホームページというのは、
それこそ星の数ほど存在するのではありませんか?
しかし、それが一番売りにくいというのであれば、
多くのホームページは空振りに終わっているということです。
本当にそうなのか。
私は、一種の興味を抱きながら
この本を読み進んでいきました。
そして、読み進んでいくうちに、
どうやら、私がホームページに対して
思っていたというか、期待していたものは
間違いじゃなかったのか、と感じできたのです。
じゃあ、どうなのか、と言われると、
まだ答えようがないのですが、
少なくとも、冒頭に紹介したような、
ホームページを持って、
しかも頻繁に更新をしているから
お客様がきてくれる、
なんてことはありえない話だということはわかってきました。
「飲食店はホームページを持った方がよいのだろうか?」
今まで、クライアントさんたちから問われてきました。
しかし、それに対して残念ながら
正しい返答をすることができませんでした。
「それは、ないよりもあったほうがいい」
こんなことは誰にだって言えることです。
ホームページを持つことはお金がかかる話です。
ただ、持つだけなら自前で作成すれば、
維持費はわずかなものでしょう。
しかし、いったん持ってしまえば、
そのままにしておくわけにもいきません。
そのホームページを宣伝するために広告費だってかかります。
また、たびたびの更新の手間をかけなければなりません。
それらの費用や手間が、
必ず収入として反映してくれるのであれば、
やる価値もあるでしょうが、
それがあまり、いやまったく反映しないのであれば、
その費用や手間を他にかけた方がいいといったことになります。
商売がら、費用対効果が証明できるものしか
お勧めすることはできません。
ですから、正しい返答ができなかったのです。
しかし、この本を読むことで、どうやら、
飲食店に対してのホームページはどうあるべきか
というアウトラインが見えてきたような気がしました。
この本は、ホームページというものに
何かモヤモヤとした感じを持っている方にはお勧めです。
いや、ホームページをすでに持っていて、
その効果が実感できていない人にもお勧めかもしれません。
ぜひ、スッキリとした頭に切り替えて、
あらためて、ホームページというビジネスツールの
活用を考えてみたらいかがでしょうか。