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雑炊(ぞうすい)

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古くは「増水」と書きます。
つまり、
雑炊とは当て字ということです。

「増水」とは糝(こながき)のこと。

糝とは米の粉に水を加えて
かき混ぜて煮立てた熱い吸物のことです。

この食べ物を関東で、
「ぞうすい」とか「いれめし」と言ったのです。

ちなみに、

河内では「びょうたれ」
加賀越中では「みそづ」
越前では「にまぜ」

と言っていました。

この女房言葉が「おじや」です。

おじやは、じやじやと煮えることから
できたものです。

「増水」とは、読んで字のごとく
粥にして水を増やすという意味です。

古くは穀物の粉末を熱湯でかいて
補食または薬食としたものです。

似たような料理で「白粥」があります。

「増水」と「白粥」の区別は、
増水は塩味を加えましたが、
白粥は塩味を加えなかったところにあります。

やがて、増水に野菜や魚介類を
加えるようになると、
その意を込めて「雑炊」の字を
当てるようになったのです。





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