今回は
「固定比率」と「固定長期適合率」
についてです。
もうこの文字を見ただけで、先に進みたくなくなりますよね。
そんな気持ちわかります。
誰だって、こんな言葉好きではありません。
しかし、すべては自分のため、自分のためですぞ!
ガマン! ガマン!
固定比率とは次のような計算式で算出します。
※ 固定比率=固定資産÷自己資本
見てのとおり、
自己資本と土地建物などの固定資産とを比べたものです。
つまり、あなたの所有する土地や建物など
現金に戻しにくい資産が、
どれだけ返済しなくても良いお金で
賄われているかを示す数値です。
ここで言うところの固定資産とは、
本来は飲食店というビジネスをするためにある資産を指すのであって、
住まいとして使用している住宅は入りません。
ですから、店舗を借りて営業しているのであれば、
この数値は、もともと存在しません。
この数値が存在する人は、
土地建物を購入して店舗に使用している人だけです。
と、まあ決算書の上ではそうなっているのですが、
ここでは、もうひとつ拡大解釈をしていきましょう。
つまり、
お店は借り店舗だが、住宅はローンで買ったという人。
そんな方は、決算書には本来ない固定資産に
住宅の土地建物の時価を足して考えてみましょう。
固定比率は低いほど安泰だと解釈されます。
つまり、固定資産と比べて自己資本が多いということです。
しかし、そんな方はまずいらっしゃいません。
やってみればわかりますが、
かなり高い数値になるはずです。
これでは、ほとんどの方が
安泰とはいえなくなってしまうのです。
そこで、これに次ぐ指標として、
固定長期適合率というものが使われています。
この計算式は次の通りです。
※ 固定長期適合率=固定資産÷(自己資本+固定負債)
今度は、固定資産と比べるのは、
自己資本だけてはなく固定負債を加えたものと比較します。
固定負債とは長期にわたって返済すればよい負債、
つまり住宅ローンのような負債です。
そのため、
固定資産が自己資本だけで賄えていなくても、
自己資本と固定負債で賄われていれば、
「まあ、安心できる状態」と判断できるということです。
今回は、かる~く流して終わります。
この数値は、
こういうものがあるということだけ
知っていればよいと思いますよ。