トップページ >
調理場で役立つ情報 > たべもの語源集
> 金団(きんとん)
300年以上昔のきんとんは、
栗(アワ)をふかして砂糖を包んでつくりました。
粟の色が黄色であることから、
金団または金飩と名づけられたのです。
現代の金団はさつまいもを
材料にしていますが、
金飩と呼ばれていたころの昔は、
長芋を煮てすりつぶし、
砂糖を加え、クチナシで着色して、
これにクリ、クワイなどの煮たものを
混ぜたものでした。
金は黄色、飩はむしもちのことです。
また、団は丸いかたまりのものを指します。
ですから、
長芋を煮て黄色に染めてつぶしたものが
かたまっている姿から、
金団とも書くようになったと言います。
きんとんは中国から伝わってきた
唐菓子の「錕飩(こんとん)」から
その名が起こったと言われています。
日本に伝わって「金飩」と呼ばれ、
江戸末期には「巾飩」に変化しました。
そして、現代になって「金団」となったのです。