◆ 新幹線ガール
著者 徳渕真利子
出版社 ㈱メディアファクトリー
2007年3月6日 初版第1刷 発行
2007年3月28日 第2刷 発行
◎著者プロフィール
1894年生まれ。
父の仕事の関係で、子供の頃から転勤を繰り返し、新幹線が好きになる。
専門学校を卒業後、ある名門ホテルに就職するが、その実態に失望し退職。
情報誌で「新幹線パーサー」の仕事を見つけてアルバイトパーサーとして
東海道新幹線のワゴン販売を始め、05年12月に正社員登用され、
なんとその年の職場(全社員パーサー300人)の売上№1に輝く。
06年8月には朝日新聞「天声人語」で紹介された。
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◎私からの解説
ホテルに就職したとたん大きな壁にぶつかってしまった。
それは「お客様を差別する」ということ。
お得意様に一見さんとは違ったサービスをすることはこの業界では当たり前。
しかし彼女はそれに悩み退職する。そして新幹線のパーサーの職に就く。
パーサーとは新幹線内でのワゴンサービスを担当する仕事。
この仕事に特別なサービスがあるのか、と思ってしまうが、本を読み進んで
いくうちに、パーサーが徹底的なサービス訓練を受けていることがわかってくる。
例えば「お客様の満足のために、パーサーは自分自身を外からも内からも磨いて
ほしい」という文章が第5章に載っているが、これはサービス業においての
究極の心の姿勢であると思う。ぜひ見習っていきたい訓示である。
さらに、
「不足の事態には貴店をきかせて。さらに自分を高めるためにいつも
学習をしておく。これが接客の基本です」
という文章にもあるように、
この本にはサービス業に関わる人へのヒントがいっぱいだ。