さて、このようなことを考えていると、消費者のニーズというものの構造が何やら
見えてきました。
まず、消費者が購買を考える際の引き金になるのが、HAVEニーズであり、そのHAVE
ニーズを喚起させるものが上位ニーズであるDOニーズであり、そしてさらにそれを
支配しているのがBEニーズなのだということです。
話を元に戻して、先ほどのDOニーズが多すぎてという心配事に戻ります。
DOニーズでは数少ない生活シーンに絞り込むことは難しいことでした。
では、それをひとつ上位のBEニーズに上げてみて考えてください。
すると、いくつかのDOニーズは1つのBEニーズに集約できることがわかります。
そして、集約されたBEニーズについての人生シーンを考えてください。
それが、キャッチコピーになってきます。
ここでは、キャッチコピーの例は提案しませんので、あなた自身が、今まで説明して
きたことを踏まえてひねり出してみてください。
時間をゆっくりかけて構いません。
また、たくさんの人と一緒にゲーム感覚でやってみるのもいいですね。
以上がキャッチコピーを作成するための方法なのですが、このようにBEニーズまでを
考えていくと、そのうちにとてつもないお宝を手にすることができます。
そのお宝とは、
あなたのお店がこの社会に存在している理由が見えてくることです。
それもそのはずです。
BEニーズを考えることは、消費者の人生がどうありたいかということを真剣に考える
ことなのです。
そして、あなたのお店がそのテーマに沿って考えていくということは、お客さんの
人生のテーマを扱っているということになってきます。
つまり、あなたが提案する事柄は、お客さんの人生の悩みや問題の解決を提案し、
お客さんが望む「・・でありたい」を実現するために存在するのだということが
わかってくるのです。