でも、それだと毎回毎回、領収書やつり銭を用意して配達しなければなりません。
配達時に本人が居ればいいのですが、いつでも居るとは限らないことや、配達人を
従業員にさせている商店では金銭の管理も大変です。
そこで、売掛金取引として慣例化しているわけです。
ここで、業者さんのふところ具合も考えてください。
業者さんも飲食店と同じように、商品を仕入れて販売しています。
つまり、仕入金額を月にまとめて支払うということでは同じです。
業者さんも青果、鮮魚といった生鮮品を除いては、月末締めの○日支払いという
スタイルで経営をしています。
ということは、業者さんであっても予定していた売上金の回収がなければ支払いに
滞りがおこるということです。
ところが、業者さんの場合には比較的計画性を持ったスタイルで経営をしているところ
が多いのです。
今月は○○円の売掛金の回収があるから××円を支払いに回す、というようないわゆる
資金繰りを早めに立てているのです。
資金繰りとは収入と支出の計画です。
計画はあくまで計画ですので、多少の誤差についての処置も含まれています。
でも、集金の当日になってもらえないという事態がおきると、話は違ってきます。
その金額にもよるのですが、大きい金額となるとそれこそ業者の経営においても大きな
問題となってきます。
私の経験から言わせてもらうならば、
「どうせ支払いができないのなら、もっと早く知らせてくれれば・・・」
と、その度に喉もとまで言葉が出てしまうのを抑えていたことを思い出します。