お店からの収入とは別に収入の流れをつくるという考えから、
私が、学生時代に感激した「カレー」を再現して販売したいと思っています。
どうようにして販売したらいいかを考えたのですが、
私の店の納入業者さんでお米屋さんがおります。
そのお米屋さんに協力してもらって、お米屋さんのお客さんに
お米を配達するときに一緒にセールスしたらどうかと思うのです
。
儲けは、お米屋さんと私とで、折半として・・・。
お米屋さんにとっても悪い話ではないと思うのですが、どうでしようか?
お店だけの売上だけでなく、自分の技術を生かして、その他の収入の
流れを作っていくという考えには共感できます。
今のような時代には、ひとつのビジネスモデルのライフサテクルは
どんどん短くなっています。店舗という形式での収入で10年も
稼ぐということは、もう無理な時代なのです。
そこで、別の収入の流れを考えて、「カレー」の販売というアイティアを出したのですね。
いつも言うのですが、アイディアだけでは食べていけません。
そのアイディアをもとに利益を生む仕組みをつくりあげることが大事です。
むしろ、利益というものは、その仕組みから生れると言ってもいいでしよう。
そこで、今回の相談者の仕組みを見てみます。
このように自分だけの販売ルートから他の人の販売ルートも
利用する方法を「クロスセールス」と言います。
コこれ自体悪いことではないのですが、今回の場合は少し
このクロスセースルというスタイルとは違っていると思われます。
今回の相談者の場合には、自分が製造したカレーを
パケージにして商品化するということです。
まず、その商品化には多くのハードルがあります。
例えば、お店の外に食品を販売するには「食品表示法」と
いう法律に順じなければなりません。
それは、お店で食べてもらう料理わりも、厳格に文字で
表示しなければなりません。
まだまだ、ハードルはあるのですが、このようなコストを計算した場合、
利益を折半するほどの利益を出してまで販売価格を
設定できるかが疑問になるところです。
そして、そんな段階でお米屋さんに話を持っていったとしても、
おそらく良い返事はいただけないでしょう。
飲食店がクロスセースルを考えるのであれば、
反対に納品業者さんが
持っている素材を、お店のお客さんに販売することがら始められた方が
無難です。
それならば、在庫はゼロですから・・・。
新しいビジネスモデルを始めるのであれば、まずは、そのモデルに
乗ってくれるお客さんをなるべく低リスク、低コストで集めることから初めてください。
自分が本当に売りたいという商品はそのあとでいいのです。