40歳になる小さなレストランのオーナーです。
僕の修行時代には徒弟制度というものが
大変厳しくて、親方の言うことは絶対でした。
口答えなどしようものなら、その日から
仕事をさせてはもらえませんでした。
ところが、最近の若い者はいろいろと理屈ばかり
言って、ちっともこちらの言うことは聞いてくれません。
時代が違うと言ってしまえば、それまでですが、
正直、どうして良いかわかりません。
といってやめられるのも困るのです。
使っている方が大変です。
私は過去、30年間、あなた方のような料理店に納品業者として
お付き合いをさせてもらった経験があります。
私は今年56歳になりました。
あなたとは15歳ほど差があります。
あなたの従業員さんへの悩みは、実は、あなただけではなく
ずっと昔から同じようなことを聞かされています。
あなたが修行時代であった時にも、あなたの親方さん達は
今のあなたのようなことを言っていたのです。
つまり、時代は常に繰り返されるということです。
「これで、終わります」では怒られるかもしれませんね。
では、どうしたらいいのでしょう。
まず、あなたはその若い者を何のために雇用しているのか考えてください。
考えましたか?
では次に、若い者のどのような目的であなたのお店に
勤めているのかを考えてください。
どうですか?
わからなければ、あなたの修行の時にはどのような目的で
あなたが勤めていたかを思い出してください。
すると、両者の間には随分と違った目的があることがわかりますよね。
これが、あなたと若い者の溝というやつです。
この溝を埋めないことには、あなたが満足するよう結果は生れません。
その溝の内容はあなた自身で考えればわかることです。
しかし、溝を埋めるということは大変な作業であることは私にもわかります。
そんな時には、両者が溝を見ないように工夫することです。
どういうことかと言いますと、その溝を見ているよりも
もっと楽しい大事な山をあなたがその若者に見せてやることです。
それができれば、あなたの悩みは解決します。
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