売上が少ないために、毎月の仕入の支払ができません。
せめて、現在の支払条件の、月末締めの翌月25日と
いうサイクルを翌々月というサイクルにしてもらえれば、
楽になると考えています。
しかし、開業以来3年間もずっとこの支払条件を守ってきたので、
今さら「1ヶ月伸ばしてくれ」と言ったら、売ってくれなくなるかもしれない、
と心配しています。
同業者の仲間にも相談したら、「今の時代にそんなことしたら、
手のひらを返したような態度に出るに決まっている。
例え、今までどうりに納品してくれたとしても、値段は高くなくなると
思え」と言われてしまいました。
仲間が言ったことは、納得できる話です。
しかし、今のままでは今月の支払すらできないという状況です。
そんな状態ですと、新聞や雑誌の商工ローンの広告ばかりが
目についてしまいます。通勤時に電信柱に貼ってある
「即、現金で」という文字にも誘われてしまいます。
「これに手を出しちゃ終わりだ」と思っていますが、正直、
どれだけ堪えられるか自信がありません。
私はどうしたらよいのでしょう。
大変深刻な問題です。
しかし、多かれ少なかれ、商売をしていれば誰でもが体験して
いることでもあります。
問題の解決は、利益がしっかりとでるような経営体質に
改善することです。
あなたのお店を資金難から救ってくれるのは、商工ローンでも
銀行でもありません。
お客様しかいないのです。まずは、ここのところをしっかりと
心に刻んでおいてください。
そこで、現在の自転車操業状態をどうするか、です。
私はコンサルタントになる前は、あなたのような飲食店に
食材を納品する業者として30年間やってきました。
その経験から言わせてもらえば、「業者さんにいち早く
相談しなさい」ということです。
業者さんにまいろいろな考え方の人がいますけど、
基本的には「お客さんとの共栄」を望んでいます。
つまり、「お客さんあっての業者である」という考え方の
人が多いのです。
もちろん、支払の約束を守ってもらえるのが信用づくりには
一番です。
しかし、無いところからはとれないということも、たくさんの
取引からの経験で心得ています。
こっそりと教えてしまいますが、
業者さんにとって一番腹が立つのが、「約束をしておいて
その場で裏切られる」というものです。
つまり、あなたのお店を例にすれば、25日になってから
「支払ができない」と通達したり、黙ったまま振込みをしなかったりする、
ということです。
これでは、業者さん側としても資金繰りが狂います。
支払えないのであれば、もっと早く伝えてもらいたいというのが
業者さんの本音です。
そんな業者さんの気持を理解すれば、あなたが今やるべきことは、
早めに業者さんに訳を話して、支払のサイトを1ヶ月延ばして
もらえるようにお願いをすることです。
おそらく、ほとんどの業者さんは承諾をいただけるはずです。
しかし、先にも申し上げたように、根本的な解決は
「儲けの仕組み」を作り上げることです。それを忘れないようにしてください。