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キャベツの一族

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プロフィール

古代ギリシャ・ローマ人にも食用とされていたようで、
最古の野菜のひとつなのね。
また、世界中でもっともポピラーな野菜でもあるわけよ。
実は、形は似ても似つかないが、
プロッコリーやカリフラワーもこのキャベツの一族
に含まれるって知っていたかい?
キャベツという名はラテン語のcaput(頭)に由来するんだ。

原産地はヨーロッパで、もともとの野生種は不結球タイプのもの。
これが原住民のケルト人によってヨーロッパ全域に広がり、
その広がる過程において現在のような丸い形の結球タイプが生まれたらしい。


日本へ入ったのは18世紀初頭の江戸時代。
オランダ人が長崎へ持ち込んだために、当時は「オランダ菜」と呼ばれ、
主に観賞用に栽培され、食用にはならなかったみたい。
そして、観賞用のキャベツが発展していったものが「葉ボタン」となったわけね。


キャベツが食用として本格的に栽培が始まったのは幕末以降になってから。
それも最初は外国人居留地向けの栽培だったのだが、明治の末期には
一般にも広がり、第2次世界大戦後は急速に消費量が伸びっていったのよ。


日本での主な生産地は千葉、神奈川、愛知、群馬など。
種子をまく時期によって、「春まき型」「夏まき型」「秋まき型」の3つの
グループに分かれ、春先に出回る『新キャベツ』と呼ばれるものは
「秋まき型」ね、知っていた?


栄養としては、ビタミンCやアミノ酸、カルシウムを多く含み
胃腸によいとされるビタミンUはキャベツ特有の栄養素
だよね甘みのもととなる糖質は、意外にも、葉菜類の中でトップだって。

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料理方法と効能

1年中大量に出回っているものの、季節によって品種が違い、
それぞれに特徴があるのね。
当然、利用法も異なってくる。


秋に種子をまき春に出回る新キャベツは緑色が浅く、葉肉も薄い。
水分が多く、葉は柔らかいので、生食が一番だと思うよ。
千切りにしてとんかつなどのフライの付け合せにするにはもってこいのキャベツ。
しかし、パリパリ感がその分少ないため、業務店では嫌われるふしがあるのね。

また、葉が柔らかいということで、ベーコンなどとサッと炒めて
目玉焼きに添えれば、朝食には持ってこいのシロモノだよ。
これは超オススメものだからね。


夏に種子をまき冬に収穫されるものを「寒玉」と呼び、肉厚で
しっかりしていた甘みもめっぽう強い。
煮込んでも崩れにくく、煮ることによって甘みが十分にでるので、
長時間煮込むロールキャベツやポトフといった料理によく合うのよね。


キャベツを選ぶときには、葉の巻がしっかりとしていて、
手に持ったときにずしりと重いものを探してね。
ただし、新キャベツは、結球がゆるくふわっとしているので、
見た目ほど重くはないからね。
「キャベツは芯を見て選べ」はプロの言葉だよ。
お尻側の芯を見て、500円玉よりやや小さいサイズで、
切り口が割れていないものを選ぶんだ。

半分に切って売られているものであれば、真ん中の芯の
高さが3分の2以下のものを選ぶといい。
芯が伸びすぎたものをトウ立ちと言い、トウが立ったキャベツは
苦味がででしまうので注意だね。
でも、その直前が栄養価をたっぷりとため込み、もっとも
美味しい時期なので、なるべく芯が高めのものを狙っていくことが肝心だね。


栄養的には、胃腸障害に効果があるビタミンUを含んでいるのが特徴。
キャベジンの名称でもうおなじみだだ。
その他ビタミンCも豊富で、特に芯の周りに多く含まれているので、
簡単に捨てないように。
外の葉の部分には、ビタミンA効力も期待できるんだ。





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